水野 歩(みずの あゆみ)

2026年4月より,日本学術振興会海外特別研究員として,カナダのUniversity of Albertaの中川 震一教授の研究室(COSSEE)を拠点に研究しています.

子どもの頃から生き物が好きで,なぜ生き物にはこんなにもさまざまな姿や形,行動があるのだろう,と不思議に思っていました.その疑問は今でも変わらず,鳥類を中心に,その多様性が環境や進化の歴史とどのように関係しているのかを研究しています.

現在は特に,気候と形態の関係などの生態地理学的法則や,複数の形質の相関進化を主な研究テーマとしています.研究では主に系統種間比較法とメタ解析を用い,生物の形態や行動に見られるパターンが,分類群や環境を越えてどこまで共通するのか,また,どのような条件で異なるのかを明らかにしたいと考えています.

さらに,生物について得られた知識をどのように確かめ,積み重ねていくのかにも興味があります.統計手法の開発・改善に取り組むとともに,研究の信頼性や再現性,透明性に関わるメタサイエンスやオープンサイエンスにも関心を持っています.


2023年3月に北海道大学大学院生命科学院で博士号(生命科学)を取得しました.博士課程では,カエデチョウ科鳥類を対象に,白い斑点模様に対する視覚的選好と羽色形質の進化を,行動実験と系統種間比較を組み合わせて研究しました.

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